祖母が亡くなって、二月(ふたつき)。 心は虚(うつろ)で、ただ流れてゆくばかりの 毎日に、焦りが募っていた。 読書だけが、かろうじて自分を つなぎとめてくれる気がした。 魂の飢えを満たしてくれることばを、 毎日探し求めては、むさぼるように本を読んだ…
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